さらに重要なこと。追従を超えてその先へ―

『合理的予測』

さて、ここから少し大切なお話をします。
今度は、そのトレード法自体についても考えてみましょう。
レンジ相場の時にトレンド状態で用いる手法を
適用してしまうことは論外としまして、
従来のトレード法の中心となっている手法の概念の1つに、
『追従』があります。

あまり適切なたとえではありませんが、
「今晴れているなら、10分後も雨は降らない」というものです。
確かにこのような経験は日常的で、
ほとんどこのとおりであることが多いのですが、
急に夕立となることもあるわけです。

相場で言いますと、ローソク足の陽線が続いていたり、
テクニカル指標の示す方向が上昇なので「買う」ということですが、多くの人が経験しているように「買ったとたんに下げる」
つまりダマシに遭うことがあります。

また逆に値ごろ感や高値警戒から「そろそろ下げるな」と思って「売りに入ると、
その後もどんどん上昇してしまう」こともあるわけです。

「順張り」と「逆張り」どちらが良いのだろう、
という択一ではなく、トレードで勝つためには、
「順張り」も「逆張り」も自在に使っていかなくてはならないのです。

もちろんダマシに絶対に遭わない手法はありませんが、
『追従』だけにたよる手法では不完全なようです。
旧来のローソク足の陽線の中に現れる長いヒゲや
陰線の示現以上の反転の兆候を示すより合理的な方法はないものでしょうか。
レジスタンスラインやサポートラインのように、
デイトレードでも使える「境界」はないものでしょうか。

トレードに勝つためには、
「今晴れているなら、10分後も雨は降らない」という「追従」を超えて、
現代の天気予報のように『合理的予測』ができる投資法が必要です。


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